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占いとスピリチュアルを改めて

何度か綴っているのですが、今日は
占いとスピリチュアルについて改めて。


貧乏人は占いにすがり
成金は占いをバカにし
富豪は占いを活用する

そんな言葉がありますが、

今でいうと占いにスピリチュアルも含まれるのだと思います。



歴史を辿ると王室などもお抱えの占い師が存在しました。


占いと一括りになっていますが、

その中には学術的なものや
受け継がれた秘儀などもあり

当たる、当たらないといった単なる占いや
占い以上の能力や意識をお持ちの占い師さんも多いです。


そういう方は単に答えを与えるだけでなく、相手の意識やエネルギーを動かし変容させます。


反対にスピリチュアルと掲げていても

答えを与えるだけでエネルギーも意識も動かない、
むしろ答えを与えることで相手の力
(決断力・選択力・感じる力・考える力など)を奪ってしまう


それはスピリチュアルとは言えないと思います。



そしてもう一つ

何かのツールを通してスピリチュアルな事をやっている方で

何かをする際に、すべてそのツールで確認する
確認しないと不安
それは使い手が本人の力をツールに明け渡しています。


どんなに長けていたり、才能豊かでも

カードやチャネリングやライトランゲージなど
本人の得意とするツールで日常的なことまで、いちいち確認せずにはいられない場合


そのツールの使い手ではなく

そのツールに使われています。


それはサイキックかもしれませんが、ツールに使われることは分離を招き、統合には繋がっていきませんし、スピリチュアリティ(霊性)が伴ってるとも言えません。



占いとスピリチュアル


私は占いは"答えと可能性"だと感じています。


スピリチュアルはどうしてその答えになり

どうその答えを引き寄せ
どう可能性を広げていくのか?

その答えに辿り着くのを阻んでいるものは何か?

あるいは違う未来や方向性や可能性はどんなもので、そこに向かうには何が必要で、何を変えていけばいいのか?

などを見る。


単なる答えではなく

答えを通して自分の力を取り戻したり、
統合に繋がる

答えが、可能性を狭めるものではなく広げるものだと感じています。



なのでスピリチュアルのセッションにおいて
もったいない質問は


『〇〇は私に向いていますか?』
『〇〇になれますか?』
『〇〇はうまくいきますか?』
などです。


これらの質問はすべて恐れからくるもので、
安心したいから答えが欲しい。


ご本人は無意識ですが、
自分で何かを掴もう、変えようという意識や意志がそこにはなく、受け身で、エネルギーは動きません。


もし上記の質問の答えを聞きたいなら
10分単位で鑑定してくれるような占いに行かれた方が良いと思います。


スピリチュアルなセッションにおいて合っている質問は、


『〇〇がうまく行かず不安です。その不安はどこからくるものかを見ていきたい』

『〇〇がうまく行かず不安です。その為に今どこに意識を向けたら良いのかを知りたい』

『〇〇したい(〇〇になりたい)と思っている、それを現実化する為に必要なものは何か?』

『〇〇したい(〇〇になりたい)と思っている、それに強く惹かれる理由をしりたい』

などです。


上記のものですと、自分を見ていくことに繋がり、そこから思い込みや信念に気付いたり、
囚われていたものからの解放や癒しや統合が生まれます。


あなたの意識と選択が未来を創っていきます。

もしすべて占いなどによって決めていたら
あなたの未来はあなたが創っているのではなく
占いに決められたものになっていきます。


自分の力を明け渡すのではなく

より良いものにしていく為のキッカケやヒントや後押しとして

または、自分を深くみていく

本当の自分を生きる

魂の目的を生きる

自由になる

自分との繋がりや自分の力を取り戻す

自分に自信を持つ

自分との信頼関係を築く

自分の才能や可能性を広げていく

その為の指針やサポートとして
スピリチュアルを活用して頂けたらと思います。


たまにご自身の力を明け渡してないか、依存になってないか心配される方がいらっしゃいますが、

単に不安を解消したい、安心したい為の確認で
すべて受け身になっていたら、そうかもしれません。


でも何かを変えたい、気付きたい、動かしたい
自分の意志や選択があるなら、

依存にも力を明け渡すことにもなりません。